はじめに
八百屋さんの朝は、開店準備で大忙しです。
品出しや袋詰め、値段付けなど、次から次へとやることが押し寄せてきます。
正直なところ、売り場に置くPOPのキャッチコピーやデザインを、ゆっくり考えている時間はなかなかありません。
「どんな言葉を書けば商品の魅力が伝わるのだろう」
「おしゃれなPOPを作りたいけれど、デザインが難しい」
そんなふうに悩んで、作業の手が止まってしまうこともあるのではないでしょうか。
でも、大丈夫です。
ChatGPTとCanva AIを活用すれば、忙しい朝でも、短い時間で商品の魅力が伝わる、おしゃれなPOPを簡単に作れます。
この記事では、ChatGPTで野菜や果物のキャッチコピーを考え、Canva AIでPOPを作成するまでの手順を、初心者にも分かりやすく
ご紹介します。
スポンサーリンク
作業の流れは、次の6ステップです。
- ChatGPTでキャッチコピーを考える
- ChatGPTにCanva AI用のプロンプトを作ってもらう
- CanvaでA4サイズの用紙を設定する
- Canva AIにプロンプトを入力する
- 生成されたPOPを確認し、文字や価格を編集する
- 完成したPOPを保存・印刷する
1. ChatGPTで野菜・果物のキャッチコピーを10個考える
まず、POPに使う商品の魅力をChatGPTに伝えて、キャッチコピーを10個出してもらいます。
例として、シャインマスカットなら

「シャインマスカットの青果売り場用キャッチコピーを、短く分かりやすく10個考えてください」と入力します。
. ChatGPTの回答
1.ひと粒で広がる、
2.上品な甘さ皮ごとパリッ!
3.爽やかな甘さ種なし
4.皮ごと、そのままおいしい宝石みたいな
5.ぜいたくぶどうひと口食べれば、
6.笑顔になる甘さパリッと食感、
7.あふれる果汁自分へのごほうびに、
8.シャインマスカット芳醇な香りと
9.すっきりした甘さ今だけ味わう、旬のぜいたく食後のデザートに、
10.特別なひと房
この中から一つ選びます
2. ChatGPTにCanva AI用のプロンプトを作ってもらう
キャッチコピーが決まったら、次はCanva AIに入力する文章をChatGPTに作ってもらいます。
商品名、産地、価格、キャッチコピー、デザインの雰囲気などを伝えます。
入力例は

「シャインマスカットの青果売り場用POPをCanva AIで作ります。キャッチコピーは『ひと粒で広がる、上品な甘さ』です。OO県産、1房980円、高級感のあるデザインで、Canva AIに入力するプロンプトを作ってください」
という指示をすると。
ChatGPTの回答
青果売り場で使用する、A4縦サイズのシャインマスカットの販売促進POPを作成してください。
商品名は「シャインマスカット」。 産地は「山梨県産」。 価格は「1房 980円(税込)」です。
キャッチコピーは、 「ひと粒で広がる、上品な甘さ」 と入れてください。
皮ごと食べられ、種がなく、パリッとした食感と上品な甘さが伝わるデザインにしてください。
白、淡いグリーン、ゴールドを基調にした、爽やかで高級感のあるデザインにしてください。
背景は明るくシンプルにし、シャインマスカットのみずみずしさが際立つようにしてください。
上部に「OO県産」、 中央に大きく「シャインマスカット」とキャッチコピー、 下部に大きく「1房 980円(税込)」を配置してください。
シャインマスカットは、房全体が見える、粒が大きくみずみずしい写真を使用してください。
商品名と価格は遠くからでも読みやすいように大きく太い文字にし、文字を詰め込みすぎず、上品で余白のあるレイアウトにしてください。
スーパーや青果店の売り場で目を引きながらも、安売り感を出さず、贈答品のような高級感が伝わるPOPにしてください。
ここまで、できたら今度は、Canvaにログインします
3. CanvaでPOPの用紙サイズを設定する
Canva AIにプロンプトを入力する前に、最初にPOPのサイズを決めます。
今回は、店頭で使いやすいA4サイズに設定します。
Canvaのホームタブを開いてください

A4サイズに設定します。
サイズが入力できたら「新しいデザインを作成」をクリック

4. Canva AIにプロンプトを入力する
A4サイズのデザイン画面を開いたら、Canva AIにChatGPTで作成したプロンプトを入力します。
商品名、キャッチコピー、価格、産地、色、雰囲気などが正しく入っているか確認してから生成します。
CanvAIをクリック

コピーしたプロンプを貼る

「→」マークをクリック

「→」マークをクリックして少し待つと、Canva AIが作ったPOPが表示されます
5. Canva AIが作ったPOPを確認する
プロンプトを入力するだけで、こんなPOPが完成しました!

生成されたPOPを見て、次の項目を確認します。
- 商品名が目立っているか
- 価格が遠くから見えるか
- キャッチコピーが読みやすいか
- 商品写真がきれいに見えるか
- 文字が多すぎないか
Canvaの良いところは、気になる部分があれば、Canva上で文字の大きさ、位置、色、写真を変更できるところです
6.Canva AIで作ったPOPを編集する
Canva AIが作ったPOPは、そのまま使用することもできますが、お店の雰囲気や商品の特徴に合わせて編集することもできます。
たとえば、文字の書体を変えるだけでも、POPの印象は大きく変わります。
丸みのある文字を使うと、親しみやすくやわらかな雰囲気になります。反対に、細めの明朝体や上品な書体を使うと、高級感のある落ち着いた印象になります。
商品写真を入れ替えることもできます。
実際に売り場で販売する商品の写真を使えば、お客様に商品の大きさや色、状態が伝わりやすくなります。
また、Canvaの「素材」には、リボンや枠、吹き出し、イラストなど、さまざまな装飾が用意されています。
素材一覧から好みの飾りを選び、POPに追加することで、季節感やお店らしさを表現できます。
ただし、装飾を増やしすぎると、商品名や価格が見えにくくなることがあります。
青果売り場のPOPでは、商品写真、商品名、価格を目立たせることを優先し、装飾は必要な分だけ加えるのがおすすめです。
今回のシャインマスカットのPOPでは、白、淡いグリーン、ゴールドの雰囲気を残しながら、上品で爽やかな印象に整えます。
AIが作ったデザインを土台にして、文字や写真、装飾を少し変えるだけでも、自分のお店に合ったオリジナルのPOPに仕上げることができます。
7. 完成したPOPを保存・印刷する
POPの編集が終わったら、最後にデザインを保存します。
Canvaでは、画面右上の「共有」をクリックし、「ダウンロード」を選ぶと、作成したPOPをパソコンやスマートフォンに保存できます。
保存形式はいくつかありますが、印刷する場合は「PDF(印刷)」がおすすめです。
PDF形式は、文字や画像をきれいな状態で保存しやすく、家庭用プリンターやコンビニのコピー機でも印刷できます。
ブログやSNSで紹介する場合は、PNG形式で保存すると、画像として使いやすくなります。
保存する前に、次の内容をもう一度確認しましょう。
- 商品名や産地に間違いがないか
- 「1房」や「2房」などの数量が正しいか
- 価格や税込表示が正しいか
- キャッチコピーに誤字がないか
- 商品写真と実際の商品が合っているか
特に価格や数量は、お客様が購入を判断する大切な情報です。
AIが作った文字には、誤字や不自然な表記が入ることもあるため、印刷する前に必ず確認してください。
内容に問題がなければ、A4用紙に印刷して完成です。
印刷したPOPは、売り場で少し離れた場所から見てみましょう。
まとめ
今回は、ChatGPTとCanva AIを使って、シャインマスカットの青果売り場用POPを作る方法をご紹介しました。
最初からキャッチコピーやデザインをすべて自分で考えようとすると、時間がかかってしまいます。
しかし、ChatGPTにキャッチコピーやCanva AI用のプロンプトを作ってもらえば、POP作りの準備を短時間で進められます。
さらに、Canva AIでデザインを作り、文字や写真、装飾を少し整えることで、お店の雰囲気に合ったPOPに仕上げられます。
今回の流れは、シャインマスカットだけでなく、トマト、とうもろこし、桃、いちごなど、さまざまな野菜や果物のPOP作りにも活用できます。
忙しい開店準備の中でも、AIを上手に取り入れながら、商品の魅力が伝わるPOPを作ってみてください。
スポンサーリンク


コメント